エキセン抜き
オリジナル封筒の製造には、用紙を封筒の形に抜く工程があります。
封筒の形は真っ直ぐではないので断裁機で断裁することはできません。
封筒の形にするのにビク抜き用の型を作り、用紙を封筒の形に抜いていく方法があります。
ビク抜きの場合、型を作るので初回の御見積り額は上がってしまいます。
何回も作る封筒なら1度型を作れば使いまわせるので、いつか型代もペイ出来るかもしれませんが、1回しか作らないような封筒だと型代のウエイトが大きくのしかかってきます。
前置きが長くなりましたが、そこでエキセン抜きの登場です。
エキセン抜きとは、エキセン刃と呼ばれるⅬ字に近い形(封筒の蓋と底の形をイメージしてください)をした刃で用紙の四隅を抜いて四角い用紙を封筒の形にする加工です。
上から下に刃を落として一度に500枚程度の用紙を抜きます。
窓のエキセン刃を所有している会社であれば、サイズさえあえば窓も型を作らなくても抜けます。
作りたい封筒の仕様・サイズを伝え「コレ、エキセンでいけますか?」って聞いてみてください。
今まで掛かっていた無駄な型代を抑えることができるかもしれません。
エキセン抜きに関連する印刷用語
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